第145回 平成24年10月18日 
澤田 升男 氏

日時:平成24年10月18日(木) 午後3時~5時 
場所:衆議院第一議員会館 大会議室 (地下1階)
演題:
生命エネルギー利用の『神の宿る家』-ハウスメーカーと官僚がダメにした日本の住宅-
澤田 升男 氏
さわだ ますお
講師  澤田 升男 氏
経営コンサルティング・住環境想造研究会顧問
http://sawadajuku.com/


内容

『神様が宿る家』とは、長く・安心して・健康で・快適に暮らせる家であること、住めば住むほど良くなる家であること、住む人に幸せが訪れる家であること、そして造り手に嘘がないことです。
良い作用はより良く働くように、悪い作用はその働きが起きないように「生体エネルギー」技術を
応用した「心から愛着の持てる家造り」についてお話ししたいと思います。

また、3.11の震災は、私達日本人に多くの気づきを与えてくれました。
資本主義というお金優先志向の我々に警告を与えてくれたようにも感じます。
同時に住まい手より売り手を重視した住宅業界への警告のようにも感じました。
今回の震災で明らかになった現代の住宅業界の問題点からも、我々に本当に必要な住宅に
ついてもお話ししたいと思います。
10年で壊れ始める新築。
増加する住宅ローン破産。

お金持ちしか得しない長期優良住宅。その原因は何か?
日本の住宅の寿命26年、ヨーロッパは140年。その違いは!?
・歪んだ日本の建築業界の真実がもたらす、私達への影響
日本の住宅が良くならない訳とは?
・日本の住宅は、なぜ短命なのか?
・工業化建材から発生する有害物質がシックハウス(病気を誘発する家)となる実態と予防策
・工業が製品を極力排除し、自然素材にこだわった“0宣言の家”とは?
・東日本大震災でも倒壊・損傷はゼロの住宅とは?


講師自己紹介

1963年岐阜県生まれ。23歳で父親の経営する工務店を継ぎ継承後僅か3年で十億円企業に成長させ1,000棟以上の住宅建築の実績を持つ。その後住宅ノウハウ、輸入資材販売会社を設立。全国の会員工務店800社を傘下にする巨大工務店ネットワークを形成。ダブル断熱を開発し、特許及び国土交通省の認定の取得は、17にも及ぶ。グループ企業を売却後、現在は、日本全国で本当に良い家づくり普及のためにセミナーを開催している。

主な著書:『ハウスメーカーと官僚がダメにした日本の住宅』、『神様が宿る家』ほか。