第123回 平成23年1月20日 
寺山 心一翁 氏

日時:平成23年1月20日(木)午後3時~5時
場所:衆議院第一議員会館(新館) 大会議室(地下1階)
演題:自己治癒力を感じるコツ-サトルエネルギーと意識の関係-
寺山 心一翁 氏
てらやま しんいちろう
講師  寺山 心一翁 氏
http://www.shin-terayama.jp
有限会社 寺山心一翁オフィス 社長、サトルエネルギー学会 理事長、
ISSSEEM 理事 (国際サトルエネルギー・エネルギー医学学会・本部アメリカ)
フィンドホーン財団 評議員 (スコットランド)、 日本ウエラー・ザン・ウエル学会 副理事長


内容

世の中には、科学的な測定は困難でも、人によっては感じたり、見えたりするエネルギーがたくさんあります。それらのエネルギーを総称して、サトル(微細)エネルギーといわれています。
今、からだの自己治癒力、あるいは自然治癒力が再評価されはじめています。ガンを自らの力で治していく人達が増えていき、各地で自助療法を支えあうなどのグループ活動も目立ってきているようです。 自然治癒力という概念は、地球環境や、経済活動にもあてはまることですが、末期がんだった私の体験から、意識の問題を中心に、誰にでも備わっているこの力を使うには、意識の変容が欠かせないことをお話ししたいと思います。
26年前に腎臓ガンと診断され、手術、抗癌剤、放射線の治療を受けましたが、がんが転移して数ヶ月の命と診断されました。そのとき、自宅で死にたいと決心し、病院を出ました。
自宅に戻って、私が病気を治すためにおこなったことは、自分でも考えられないような、現代の西洋医学には含まれない方法だったのです。 排便、水、食事の大切さ、日の出を見ることなど、様々な方法に気づき、ガンが治っていくことを感じるようになり、歩けるようになりました。中でもガンに愛を送るということで、愛や感情といった見えないエネルギーを感じるようになりました。やがて、ガンが次第に小さくなり、治っていきました。このとき、いつも自分の体には治そうとする力が働いているのだということを感じました。この力、自己治癒力を感じるためには、意識を高めることが不可欠です。これこそ、サトルエネルギーを感じることに通じるのです。


講師自己紹介

1936年生まれ。
早稲田大学第一理工学部電気工学科卒。東芝入社。半導体素子の開発等に携わる。1980年、寺山コンサルタンツオフィスを設立。仕事が多忙を極めていた1984年に右腎臓ガンとなる。手術、抗がん剤、放射線による治療を続けたが、ガンが肺など他部位への転移し末期の状態になるも、様々な療法を取り入れガンが自然治癒した。
ガンを治そうとしていたときに出会ったホリスティックという考え方に共感し、日本ホリスティック医学協会の創設に参画し以後8年常任理事を務めた。同会で海外の学会に日本ホリスティック医学協会の代表として数多く参加し、海外と協会とのネットワーク作りをおこなった。その後、スコットランドのNGOフィンドホーン財団の評議員に選出される(1988)。アメリカのコロラドに本拠地をおくISSSEEM(国際サトルエネルギー・エネルギー医学)学会を始め、海外でも講演やワークショップをおこなっている。
2005年、現在の寺山心一翁オフィスの前身、有限会社超越意識研究所を設立。
2007年4月からは朝日カルチャーセンター新宿で月1回講師を務め「意識の超越理論」の連続講座を継続中。また、2009年にはISSSEEM学会にてThe Doug Boyd Wisdom Keeper Award を受賞。2010年4月、サトルエネルギー学会理事長に就任。2010年4月からNHK文化センター(東京・青山)で毎月1回、「自然治癒力」の講座が開講し講師を務めている。2010年7月、ISSSEEM学会初の米国人以外の理事に就任。

主な著書等: 『フィンドホーンへのいざない』(1999・サンマーク出版)、『がんが消えた~ある自然治癒の記録』(2006・日本教文社)。CD:「サトリック・プラクティス~超越意識へのいざない」(スターシア・レコード)DVD:「がんの自然治癒はスピリチュアルへの道だった」(キャッスル・ロックプランニング)他。